地球熱システム学研究室の前身である九州大学工学部資源工学科地熱工学講座は、昭和49年4月1日に文部省から新設の講座として認められ、地熱工学講座の第一歩を踏み出しました。

同年12月湯原浩三教授(現名誉教授)が着任し、実質的な研究・教育活動が開始されました。本講座は、わが国における地熱エネルギー開発の機運の高まり、およびそれまでの九州大学における地熱研究の実績の上に、実に多くの方々の努力が実り、ようやく新設が認められました。

昭和59年12月1日には地熱工学講座開設10周年記念式典が行われ、講座開設から10年のあゆみに関して記した『地熱工学講座開設10周年記念誌』が発行されています。

その後、大学院への進学率の上昇及び社会人の教育の場としての大学院の役割が重要視されるようになり、九州大学でも平成9年度から大学院重点化が進められました。その中で平成10年4月には工学部資源工学科は、大学院工学研究科地球資源システム工学専攻という新しい組織となりました。そして大学院重点化に伴う大講座制への移行で、地熱工学講座は地球熱システム学研究室という組織となり、応用地質学研究室、物理探査学研究室と共に地球工学講座を構成しています。

地熱工学講座開設10周年記念誌

《地熱工学講座及び地球熱システム学研究室歴代教授》
1.湯原 浩三 (昭和49年12月〜平成2年3月)
2.江原 幸雄 (平成2年11月〜平成24年3月)
3.藤光 康宏 (平成25年8月〜)